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ワッ、開店4週間まえ! と 失敗のつづきの話

前回、無自覚(というより迂闊)にも「つづく」と書いてしまったが、そのとき、文章は全量のおよそ四分の三あたりに差し掛かっていた。何故、次回につづく事にしたのか。そのときの自分の横顔を、じっと見つめる気持ちで迎えた三週め。 そうこうする内に、予約するなら二段重か三段重か( -物騒なので、二か四でお願いします。)などという話も現実味を帯びてくる季節になった。次官級の協議( -国の政治に関わることが、ぐっと身近に。時間当たり幾らか知らないが、短すぎても長引いても気を揉んでしまいそう。)の話題もあった。 地域性があってちょっと好きなのに、ある日 出勤すると、同僚が事務所の入口あたりで、出入りの業者らしき人物と話しながら、しきりに「どアホ、どアホ」と言っているのが聞こえてくる。

どちらかと言えば温厚な人柄の彼の、意外な一面を見たようで興味をひかれたが、何があったにせよ あまり人目のあるところで罵るのもどうかと思って声をかけようとしたところ、二人は、かねてから調子の悪かったドアホンの修理の相談をしていた・・、という話もある。 新聞の投稿かなにかで読んだもので、出来すぎの感もあるが、ふたつの言葉の抑揚を思い起こして読むと うっすら臨場感すら漂ってくる。何より、最後が小さくなるような優しい「どアホ」の響きと、やはり同僚はいい人だった!(多分)という安心感も手伝って、常々、聞き間違い界隈では「いい話」に属すると思っている。 さて、何かと「十一」にかけて「いい◯◯の日」だらけの十一月だが、昨日は「皮膚(一二)の日」だったらしく、どこかの大学では「皮膚の日」にちなんで「皮膚のことをもっとよく知ろう」なる講演会が開かれていた。 11で「良い」、12で「皮膚」、22で「夫婦」(余談だが、漢字で書くとき、いまだに「ふうふ」か「ふふう」か迷ってしまうので、22はとても便利。)、123で「ひふみ」・・つくづく、語呂合わせや読み替え、同音異義語の多い言語だが、その醍醐味のひとつとして、聞きの失敗を楽しんでいくことをおすすめしたい。命に関わらない範囲で。

写真:いい皮膚について考える


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