BOOK OF JOURNEY Vol.6【vol.6 印刷と製本】
こんにちは!サントミスタッフのジャーニーです。
三条富小路書店、始まりましたね~!作家のみなさま、おつかれさまです。
搬入をお手伝いしながらつい中身を読んでしまうような、素敵なzineばかりです!
さて前回は『vol.5レイアウトとデザイン』をお届けしましたが、今回はzine制作の最終段階である印刷と製本について紹介します。
印刷と製本は、自分でどこまで作るのかをまず初めに考えます。
今回私は全部手作りで制作したので、その工程をカンタンに紹介します!
用意するもの
左からホッチキス、クリップ、マスキングテープ、カッターマット、定規(アルミ製がオススメ)です。
今回は、ホッチキスで綴じますが、糸綴じの場合は糸と針を用意してください。
あと、鉛筆あるいはペンも必要です!
【1】印刷する
綴じ方にはいろいろと種類があります。
今回はオーソドックスな中綴じにしました。
今回は12ページ、裏表印刷3枚のzineなので、実際に見本をつくってページ数を書き込んでみます。
すると1枚の紙にどのように印刷すればいいかがわかるので、見本通りの順番になるように裏表に印刷しましょう。裏表に印刷するときはズレが生じやすいので、丁寧に紙を入れて向きを確認するのがオススメ。
【2】切る
紙の大きさそのままに印刷した場合はこの項目は飛ばしてください。^^
私はトンボをつけて、ひとまわりサイズの大きい紙に印刷しました。
トンボは赤い矢印のように内側を切ります。また、誤ってはみ出て切らないように、画像のように印刷してある上に定規を置くようにします。
【3】ホッチキスで綴じる
まずズレないように両端をクリップで留めます。
2ヶ所にホッチキスをとめるので、上からと下からの同じ長さのところに印をつけます。
外側からホッチキスを刺し、カッターマットに軽く当たるくらいまで刺します。
そして指でホッチキスを完全に奥まで入れて、芯を曲げます。
全部開くか確認したら、完成です!
私の『Izine』、ぜひ会場で探してみてください~!^^
自分で作るときに最も重要なのは、紙選びだと思います。
●紙が購入できるオススメのお店
種類が豊富で、自分に合った紙がきっと見つかるはず。
・ヨドバシカメラの印刷紙コーナー
手軽に買えて、交通も便利。まとめ買いするとおトク。
使用するプリンターに適したものを裏の表記を見ながら選ぶと、色が綺麗にでるのでメモしていきましょう。
・LOFT
ここにも両面印刷可能で、A4サイズ1枚30円の紙が売っています。
バリエーションが豊富。私は紙の背景に使用しました!
さて今回は手作り編で紹介しましたが、部数が多い場合やページ数が多い場合などは、なかなか難しいと思います。
時間もかかりますし、紙代やインク代を考えると業者に発注した方が制作費が安くなることも。
●手軽で親切な印刷・製本をしてくれる会社
web印刷業界では有名なグラフィック。関西住みの方は、直接取りにいくこともできるのでオススメ。
オンデマンド印刷だと1冊から発注可能です!
こちらも関西では有名な企業です。
紙質やインクにこだわるおしゃれ印刷は、レトロ印刷!
バリエーションが豊富で、自宅では出来ない様々な印刷に挑戦できます!
紙見本は無料で取り寄せることができるので、いくつか取り寄せて自分に合ったものを選んでみてください。^^分からないことがあれば電話や受付で対応してくれるので、初心者の方にも安心です。
自分のペースに合った方法を選ぶことが大切ですね。^^
いきなり寒くなりましたね。
サントミでは、11月29日、30日と搬入が行われました。
搬入の様子
搬入されたzineを、ジャンルやサイズごとに分けて、それぞれの個性を存分に活かせるような配置にしております!「かわいい!」「欲しい!」「これいい!」と、中身を見ながらの作業は楽しくて、もうほんとに早く欲しいです。(笑)さまざまな楽しいイベント、そしてzineは増えることもあるので、会期中は何度きても楽しめると思います。ぜひ!年末の2週間本屋さんを存分に楽しんでください。^^
みなさまに会えることを楽しみにしてます♪