Artist Introduction ||作家紹介||Vol.5【BOMさん】
毎回、三条富小路書店を企画するniwaがエントリー作家からチョイスした作家に本作りや、本にまつわるカンタンな質問に答えてもらいつつ作家紹介をしています。
Vol.5は絵画やイラスト、織りなど幅広い活動をしている作家のBOMさん。
カラフル、ユルめのイラスト、南米、チャイルディッシュ的なワードで好きなものがヒットする人はきっと好きなハズ。
過去には、店頭のPOPや値札(販売時剥がします)が欲しいなんて人もいたくらいです。
【BOMさんへのQ&A】
■本をつくるきっかけ■
イラストや漫画を制作していた流れで、自然にできあがりました。
作品が溜まってきたので、最初は簡単なポートフォリオや作品集といった感覚で作っていました。
■本をつくる時のこだわりは?■
印刷物だけど一点ものみたいな、ざっくりした感触を目指しています。
元々キッチリしたものを作るのが苦手なので、その時の気分を混ぜこぜにして、感覚的に作ったりもします。
■今回出品するもののなかでオススメの本■
「weaving journey」(2013年制作)
はた織り(weaving)の技術を用いて作品を作ったり、ワークショップをするようになって、
日本でははた織りがあまり浸透していないなぁと思い、イラスト集と簡単なテキストが合体したみたいなものを作りたくて出来上がりました。
今年はちいさな織り作品のおまけ付きです。
■三条富小書店に毎年参加してみての感想 ■
参加者としても、毎年お店に行くのがたのしみです。
普通の本屋さんに置いていない、手作り感満載の本などがところぜましに並んでいるので、
すんごくパワーを感じます。
あと、京都はこういうイベントに人が沢山集まるところが好きだなぁとも感じます。
■今までつくった中で自分のお気に入りNO.1の本は?■
「BOM BOM COMIC vol.1」(2011年制作)
救えないチープさがとても気に入っています。何かと言うと、4コマ漫画集です。。
ただオチのない4コマがズラリ並んでいるだけですが、海外の方が買ってくださったり、
今までで一番反応良かった気がします。
■今後、本を作るうえで挑戦してみたいこと■
懲りずに、「BOM BOM COMIC vol.2」を作りたいです。
■プロフィール■
ペインティングやイラストレーション、テキスタイルなど、様々な表現方法で作品を制作しています。日常にありふれる色を模索しながら、関西を中心に活動中。
本名の西本 愛名義でも作品を発表しています。