BOOK OF JOURNEY Vol.5【レイアウトとデザイン】
こんにちは!サントミスタッフのジャーニーです。
今私は金沢に帰省しているのですが、落ち葉が雨で濡れた香りを嗅ぐともうすぐ冬だなぁと感じます。^^
さて前回は【vol.4原稿をつくる】をお届けしました。
実物をつくってページを割り振る…というところまで進んだので、今回は誌面をレイアウト(画像や文の配置)し、デザインしていきます。
今回のzineでは「おしゃれでファッショナブルなデザインにしたい!」、「私なりの提案・紹介がしたい!」という思いがありました。
そこでデザインするにあたって
・本を手に取ったときの感触を大切にして、紙の素材にこだわる。
・第一印象が大事!見栄えを意識する。
・読者に入り込んでもらいやすくするために、手描きのイラストや文字をつかう。
・ガイドブックなどの公の情報と私目線の情報を区別できるようにする。
ということを決めました。
ではそれを踏まえて、手順を紹介していきます。
【1】レイアウトする
前回の『vol.4原稿をつくる』で作ったラフ案
ラフ案を見本にしながら、私はAdobe InDesignを利用し、写真や文字をレイアウトしました。
(代替フリーソフトは『vol.4原稿をつくる』で紹介しています。^^)
【2】素材をつくる
手描きのイラストや文字を使いたかったので、イラストや文字を描いた紙をスキャンします。
スキャンした手描きイラスト&文字データ
これをソフトを使用してInDesignで使えるデータにします。(詳しくはこちらのサイトで★)
他にも今回のように手描きのものを入れたい場合は、【1】で画像だけ配置しておいて印刷して、そこに直接描き込んで原稿をつくる方法があります。字の大きさを実際のサイズで見ることが出来るのでオススメです。
私は基本的にこの2つの方法で作っていきます。
【3】写真やイラストの素材をデザインに配置していく
仮置きしていた四角形の部分に素材を配置していきます。
背景の色も雰囲気を見るために紙をスキャンしたものを入れてみました。
【4】印刷してみる
印刷してみると、画面上とは違った実際の感じを見ることができるので、キリの良いところで印刷してみます。そして再び書き込んでから再びスキャンし、【2】と同じことを繰り返します…。
これを繰り返し、要素のバランスを足したり引いたりしてまとめていきます。
これはあくまでも私の場合なので、自分に合ったやり方を探してみてくださいね♪
余談ですが、
アイデアメモ
私はこのように大まかな製本方法や文字の種類、デザインの進め方など思いついたらメモしています。
メモによくイラストやラクガキを描くのですが、それがあとあと使えてくることがあるので、たくさんラクガキを描くのはオススメです!(笑)
サントミまであとおよそ2週間!大詰めですね!
私はサントミスタッフになって2年目なのですが、寒くなるにつれ、息を白くさせながら三条富小路を歩き、サントミののれんをくぐり、新しい出会いにワクワクしながら細道の奥へ向かっていたことを思い出します。
次回は出来上がった原稿を印刷・製本します。またお会いしましょう~♪